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損小利大について考えてみる

投稿日:2018年7月5日 更新日:

「トレードは損小利大になるようにする」とはよく言われると思います。

しかし実際にやろうとするとよくわからないのではないでしょうか?
管理人もそうだったのですが、このところ少し腑に落ちるところがあり、そのことを書いてみます。

受け売りですが、以前いいだっち先生が、オンライン勉強会で、損小利大についてコイントスにたとえて話をされたことがありました。

上記の図はコイントスを10回したのを仮定してあくまで理論を表現したものです(現実には10回で確率が50%になることはなく相当数をこなさないとでてこないでしょう)。
ですが、コイントスをしてオモテとウラが出る確率が50%になるというのはご理解いただけると思います。

コインの表を100ポイント、裏を-30ポイントとして、コイントスをして集計してみる。
すると、おおよそ表と裏の出る確率は半々の50%だから、コイントスを繰り返すうちに自ずとプラスになっていくと。
これをFXトレードに直すと、利食いは100pips、損切りは-30pipsでトレードしたとすると、勝率50%だと自ずとプラスになっていくことになります。
FXトレードの場合は相場のその時々の状況もありますし、利食いも必ず+100pipsになるわけでもなく(利食いポイントも大きな課題です)もう少し複雑な話になるのでしょうが…。

とはいってもいいだっち先生がよく言われるのは「未来は誰にもわからない」ということです。
世に経済評論家や、相場の予想をするプロトレーダーの方々がたくさんいますが、結局のところ「当たるときもあるし、当たらないときもある」のではないでしょうか?
それらしい経済情報や、経済指標、あるいはFXチャートのテクニカルな技法などを持ち出してこの先どうなるかを予想しても100%そうなるわけではないのです。
イギリスがEU脱退を国民投票で決めたり、暴言放言のトランプ氏が大統領になるなんて「普通には」予想できなかったでしょう。でも、実際起きたのです。相場ではしょっちゅう「想定外」が起きています。

このことを心に留めてトレードするとなると、前述のコイントスのたとえから「結局は損切りこそが重要」ということがわかると思います。
トレードでよくあるのが、損切りした途端に戻っていって「損切りしなければよかった」と後悔したり、「もう少し我慢しておけば戻ってきて上げる」と思い塩漬けにしたらますます下げて強制ロスカットにかかって大損してしまう等など…。
この損切りが重要というのはアタマでわかっていてもいざ本番のトレードとなると甘くなるというが多いのではないでしょうか。管理人もそうでした。
この損切りをちゃんとできるようになればトレーダーとしてワンランク上に上がれるのではないかと思います。

エントリーのポイント(手法)は極論すれば何でもいいのではとも思います。
世にはテクニカルの技法でも様々なトレードの手法があります。本屋にいけばFXの本もたくさんあります。ネット上にも無料で手法を公開されているかたもいます。それらのなかで、自分にあった手法を探して、チャンスといわれる(勝てる優位性が高い場所)ところでエントリー。
あとは、思惑どおりにいかなければすぐに損切りすればいいのです。
そして損切りと、利食いの比率は1:3くらいがいいと思っています。1:2ではちょっと負けが続くと厳しい。
勝率が3割くらいで、入るポイントで損切りと利食いが1:3くらいになると考えるなら、エントリーすればいいと思います。

この1:3は一つの例ですが、勝率とのバランスで損切りを利食いの比率(リスクリワード)を考え、優位性の高いポイントでエントリーして、ダメならすぐ損切りをする。うまく行けばその利益率で利食い
この考え方が相場で生き残るキモなのではと思います。

「そんな話は聞いたことがあるけど、実際できない」という方もいるでしょう。
管理人はいいだっち先生が作った「撤退くん」はそれを助けてくれるツールだと思います。

「撤退くん」はいいだっち終値トレード手法の撤退ルール(損切りと利食い)をEA化したものです。
ある時点でエントリーして、終値が設定している幅を超えてマイナスとなったら損切りと、通常の逆指値での強制ストップを設定して、損失をそのラインまでに抑えます。


この相場の場合では、撤退くん発動後、一度戻している。マニュアルでのトレード(裁量トレード)では、ここで迷いが生じて「まだイケるのでは?」とポジションをキープしてしまうこともある。
しかし、相場はその後上げていったら、含み損を増やしてしまう。人間の心理ではドライに損切りすることは難しい(それができる方には撤退くんは必要ないか)。

また、撤退くんには利食いとして自分で100pipsとか150pipsという指値で利食いを入れることもできます。
ちなみに管理人は最近は撤退くんの設定値は終値は-15pips、逆指値は-35pipsを設定。しかし利食いはまだ試行錯誤で90pipsでは少ないような、とはいえ120pipsでは大きくてここまでこないこともあり…と試行錯誤中です。
もちろんこれが正解とか推奨値というつもりは全くありませんが、これで損切りと利食い(リスクリワード)をだいたい1:3くらいがいいのではと現在試行錯誤しています。

あとは、エントリーポイントの精度を見極めるように修行していくのみです。
(注:「撤退くん」はMetaTrader4のEAですので、使用にはMetaTrader4が必要です。)

また、こんな本を読みました。
田渕直也 著「確率論的思考 金融市場のプロが教える最後に勝つための哲学」を読んだ

 

 

 

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いいだっち終値トレードを行うためのMT4(MetaTrader4)テンプレート「反転お知らせ太郎くん」が発売されました。
『終値トレード法』の理論に基いて矢印が表示されます!「ドンピシャ」発生をメールで通知できます。
管理人もこれを表示させてトレードしています。なお、MT4はご自身でインストールしてください。
反転お知らせ太郎くん
リライトなし!『終値トレード法』の理論に基いて矢印が表示されます!

いいだち終値トレードで、トレードルールの撤退(損切り)と決済を自動化した「撤退くん」が発売されました。
トレードの損切りと利食いをいいだっちトレードルールにのっとり自動化。エントリー後、「撤退くん」におまかせ。もう相場の上がり下がりでヤキモキすることはありません。
撤退くん
 エントリーは良いが決済のタイミングに困っている方へ自動手仕舞いツール

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なお、ここで書いてある「いいだっち終値トレード手法」は管理人が、いいだっち先生から学んだことを自分なりに解釈して実践しているもので、この記事を読んでトレードをして損失を出したとしても管理人は一切責任を負うものではありません。トレードは自己判断・自己責任で行ってください。

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