利食いはどこでするかという問題は、案外と曖昧なのではないだろうか?
そりゃどこまでも大きく、たくさん利益があるだけ取れればそれに越したことはないです。
しかし、含み益がでてくると欲をかいてキープし続けて、結局戻して少ない利食いで終わりという事もけっこうある。下手すると急激な戻しと反対方向へ行って強制ストップで損切りにということも…。
そして少しでもプラスで終わったにとしても、なぜかガッカリしたりする。
トレードあるある。
いいだっち終値トレードではいいだっちテンプレートに表示される「いいだっちライン」という144ラインからフィボナッチ比率で上下に引かれるラインで利食いというのが一つの手法なのだが、このところの値動きの弱さからそこまで到達しないということも多くなった。
いいだっち手法ではそのテンプレートに直近の値動き幅が表示されます。
直近の日足で20日、10日、5日、40日間の最大、40日間の最小と。
この直近の5日くらいの値幅を利食いの目安にするのがいいと言われていたのを思い出した(遅い!)。
どうも自分は、90pipsだとか100pipsとか、利食い幅を決め打ちしてやっていた。それはこれまでの経験でポンド円がよく動くことと、損切りに対してのリスクリワードでそのくらい取らないと割が合わないと思っての利食い幅だった。
しかし、このところポンド円ですら値動き幅が(以前に比べ)小さくなった。100pipsという利食い幅は大きすぎるように思う。
ここは相場に応じて直近の値幅より少し小さいくらいを利食い幅にするのがいいのではと思った。
そうなると、このところのポンド円、70pipsいくかいかないかが利食い幅か。50pipsでも取れればOKくらいだ。
「利食い千人力」ということわざもある。「頭と尻尾はくれてやれ」ということわざもある。
利食いで終わること自体素晴らしいこと。落ち着いてトレードしていこう。エクセルで平均値幅から利食い幅を「適当に」換算してみた(これはあくまで自分目安)。
直近5日平均値幅 | 基準pips | 比率 | 120 | 110 | 90 | 80 | 70 | 60 | 50 | 40 |
利食い | 100 | 1 | 120 | 110 | 90 | 80 | 70 | 60 | 50 | 40 |
強制ストップ | 35 | 0.35 | 42 | 38.5 | 31.5 | 28 | 24.5 | 21 | 17.5 | 14 |
終値撤退 | 15 | 0.15 | 18 | 16.5 | 13.5 | 12 | 10.5 | 9 | 7.5 | 6 |
ここまで含み益が出たら | 85 | 0.85 | 102 | 93.5 | 76.5 | 68 | 59.5 | 51 | 42.5 | 34 |
トレーリングストップ | 50 | 0.5 | 60 | 55 | 45 | 40 | 35 | 30 | 25 | 20 |
(※あくまで管理人の考えです。これが正解とかおすすめとかでは全くありませんので。)
こちらも参考に。
損小利大について考えてみる
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管理人もこれを表示させてトレードしています。なお、MT4はご自身でインストールしてください。
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なお、ここで書いてある「いいだっち終値トレード手法」は管理人が、いいだっち先生から学んだことを自分なりに解釈して実践しているもので、この記事を読んでトレードをして損失を出したとしても管理人は一切責任を負うものではありません。トレードは自己判断・自己責任で行ってください。